日本人はホントに忘れっぽくなったのか?

意識高い系が気になったこと

 

 

大学の講義を受講している時

「もう国民は森友問題のことは忘れている。最近はいつも新たな出来事に飛びついて

大事なことが置き去りにされている」

と教授が申すのです。

 

たしかに騒ぎは沈静化しましたし、このところ立て続けに起こる問題で

前の問題がかすれていくようにも思います。

 

でもこれって日本人の感性というか考える力が単純に堕落したことに直結するとは思いません。もし堕落しているとしてもそれは果たして我々に非があるのでしょうか...

 

最近ネットで海外のゲーム生配信を見る機会が多いのですが

ホントにネットは便利だなぁとつくづく思います。

そして時々、日本と海外にはもう時差なんてないのではないかと思い始めてきました。

端的にいうと世界で24時間を共有しているのでないかと...

昔は手紙を送るにしても飛脚に頼んで早くても数週間か数か月。

受け取った方も何日も考えて手紙を書き、それをまた飛脚に頼む。

手紙を一通送りあう行為でもおおくの時間を有しました。

つまり手紙を送る側も受け取る側もそれぞれの24時間があったんです。

 

今ではLINEによりその行為は1分で済みます。

つまりLINEを送る側も受け取る側も、同じ24時間を共有しなければいけなくなったんです。

これは日本と海外でもおなじです。

海外で起こった出来事が数日後に新聞として発行される時代から

今ではライブカメラトランプ大統領の就任式を見ることができます。

 

情報の速度が速くなったことで、私たちは常に同じ24時間を生きている気がします


情報の速度に私たちがついていけておらず、忘れっぽくなったと感じてしまうのでしょう


ていうかこの時代に一つの議題に執着すればするほど、ビックウェーブに取り残されてしまいそうです。