核のゴミ

最近、ちょっと調べ物で核燃料廃棄物の最終処分場について調べています。

まぁ小さいシンポジウムみたいなものにも参加してみたりしてますが、

まぁ主催者側のNUMO(原子力発電環境整備機構)と説明会に参加する市民

どちらの言い分もよくわかりました。。

けどガラス固化体の説明の時に古代エジプトの発掘品のガラス工芸品をもちだすのは

どうなんだかぁ...今になっても安定した形を保っていますとか言われても、別に古代エジプトで高レベルの放射線を放つ高温度のものと一緒じゃなかったでしょ。。。って感じだけど

 

あと配布された資料以上のことはなかなか言及できないことは仕方のないことだと思うし、地層処分についての議論だけがしたいのもよくわかる。

けど明らかに参加している市民は原子力政策にモノ言いたげな人も多かったのも仕方ないのかな、、 今現在ゴミ出してるのにゴミ箱の設計だけの話では収まらないもんなぁ、、

 

あと処分地選定の公募制も少し変えた方がいい気がしました。すでにスウェーデンも公募制で決まっていますって言っていたけど、どうやらスウェーデンはすでに原子力発電所のある地域に着目して選定してたみたいだし、まぁ言い様ですよね。たしかに公募制だけど、実際は原子力発電所の周辺地域に着目した公募だったなんて。。

私が参加した説明会でも、原子力施設の近くに処分場たてればいいのに、という意見が大半でした。輸送コストも安いし、コンセンサスも真っ白な地域に比べたらとりやすいだろうって。

文献調査やって、科学的な調査やって、突き詰めていった結果この何か所かが日本の中で地層処分に適する土地なのですと、それこそ根気強く住民に説明していく方がいいんじゃないかな。

自治体の挙手なきゃ文献調査にも進めないなんて、挙手なきゃどうするんだろう。

あと将来の世代に対する責任ですが、どうやって道徳的な立場を与えればいいのか。

本来なら私たちの世代で、っていうのが一般的だけど、

将来の人からしたら、そんな貴重な燃料地下深くに捨てんなやーってなったりしたら面白い。

必ずしも地層処分で自然まかせ的に処分するのもありだと思うけど、

必要な技術とお金と政策を確保しながら将来世代にまかせるのもありなんかな?