歓迎されたか否か
労働者として東京に来て、3年目に入りました。
何年か前のブログで、恐らくわたしは労働者としては「東京」に歓迎されるが、「個人」としては歓迎されるか分からないと書いた覚えがあります。
結果として、私は歓迎される努力を怠った結果、果てしなく自堕落な人格をかたちづくる事になりました。
唯一求められている労働にはいくばかし貢献していそうですが、そうでない部分において大変にいてもいなくても良い存在と化しております。
そのような自堕落人間が、何を思ったかカメラを持つことにしました。
自己表現の一環にと思っていますが、自分のとりたい写真なんて今回上げたような景色では有りません。
汚ない部屋、落書き、酔っ払って潰れている人間、競馬で負けた人間の顔、電車で寝ている人間
人間を雑巾のように絞ったときにでる残り汁のような物を残していきたいのですが、
いかんせん競馬で負けた人間の顔を撮ることも、そもそも他人の顔を無断でとるということは、あまり喜ばれることではないでしょう。
なのでしょうがなく風景を撮ります。
本当はこんなものが撮りたい訳ではないですが、大手をふって撮れるのがこれくらいなので、しょうがなく風景を撮ります。